島唄ナイト<第一部>
●映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第五番』の上映
昨年、『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第五番』の予習もなし、龍村監督のプロファイルも知らずに映画の試写会に参加しました。
『地球の声がきこえますか?』という問いかけでこの映画は始まります。
「一匹の動物としてニンゲンが生きていくコト」を映画は問いかけます。
動物が智恵と知識を持ち、力を持ち歴史を生きている(生きた)ニンゲン、その時間を精一杯生きている(生きた)ニンゲンたちが、それぞれの地球やヒトに対する愛情や慈しむ気持ち、生きて行くヒトへの励ましを、自分の体験や研究の成果を通じて語ります。イタリア在住の日本食が好きなピアニストで哲学者、未来学者のアーヴィン・ラズロー博士は科学的な理論で自然と宇宙とニンゲンをつなぐ『目にみえない不思議な力』について語り、「すべての存在は時空を越えてつながっていること」を静かに提唱します。西表島在住の草木染め織り作家の<石垣昭子>さんは、布の元の芭蕉や福木は『私の使う分だけ』いただくといった自然との共存、島のルールをやさしく語り、島時間のサイクルに合わせて『てえげえ』な生き方を示します。他に『地球交響曲(ガイアシンフォニー第一番』から『第四番』の出演者たちが彼らの生きる「テーマ」をキラキラした瞳で語りかけてきます。
『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第五番』の出演者の紹介とテーマ
○アーヴィン・ラズロー(哲学者、未来学者、ピアアニスト):「あなたが世界を変える」
○石垣昭子(染め織り作家):「完成はありません」
○ラッセル・シュワイカート(元アポロ9号宇宙飛行士):「科学技術は両刃の剣」
○14世ダライ・ラマ(チベット仏教指導者):「苦しみが慈悲を育てる」
○ジェームス・ラブロック(生物物理学者):「理論はあとからついてくる」
○ジェーン・クードル(霊長類学者):「必ず平和はよみがえる」
○名嘉睦稔(版画家):「何度想っても幸せはへりません」
○佐藤初女(森のイスキア主宰):「自然に生んでね」
○大野明子(産科医):「愛されて育つ子は、人を愛する能力が育つ」
○野澤重雄(植物学者:故人):「神とは自然の高度なメカニズムのこと」
○ジャック・マイヨール(海洋冒険家:故人):「生と死は同じ事の裏と表である」
○星野道夫(写真家:故人):「目に見えないものに価値を置く社会に惹かれる」
映画:『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第五番』の問いかけ、あなたにはどんな『地球の声』が聞こえるのでしょうか?
[HP]→ http://gaiasymphony.com
|